【イチ押シ】１面２面５面など 東京都議選 自公で過半数届かず
東京都議選の結果とその背景を報じています。政権与党の自民党と公明党が過半数を確保でき真千でした。一方で、野党の立憲民主党も議席数は伸ばしましたが、菅義偉首相への批判票の受け皿になったとも言いがたく、双方ともに次の衆議院選挙に不安を残しました。
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【イチ押シ】文化 福田赳夫 膨大メモに新たな一面 本格的評伝
戦後政治史に残る権力闘争「角福戦争」を繰り広げた福田赳夫元首相は、ライバルの田中角栄元首相との関係では「敗軍の将」の印象が強い。福田が残した膨大なメモなどの未公開資料に依拠した、イメージを覆す本格的な評伝が刊行されました。福田が目指した「反金権」や「平和大国」など理念や政策の面に注目し、新たな福田像を提供しています。福田赳夫元首相の長男である、福田康夫元首相のインタビューもあわせてお読みください。
【イチ押シ】１面、２面、経済面 東芝株主 議長の再任否決
東芝は２５日に東京都内で開いた株主総会で、１１人の取締役候補のうち取締役会議長を務めてきた永山治氏ら２人の再任を否決しました。昨夏の総会を巡って株主に「不当な圧力」をかけたという外部調査の指摘を受け、責任を重くみた株主が反対票を投じました。経営側が提案した人事案が拒否されるのは異例で、日本企業の株主との向き合い方に広く影響を与えそうです。
【イチ押シ】２社面 五輪懸念「拝察」広がる波紋
天皇陛下が名誉総裁を務める東京五輪・パラリンピックについて、宮内庁の西村泰彦長官が「開催が感染拡大につながらないか、（陛下が）ご懸念されていると拝察している」と述べたことが波紋を呼んでいます。「拝察」の背景に何があるのでしょうか。コロナ禍のもとで五輪に突き進む政府や大会関係者に困惑も生じています。「拝察」は本来、推察をへりくだっていう言葉で、宮内庁では天皇や皇族の様子を紹介する際に用いられます。あくまでも「側近目線の推察」であることを強調する表現です。ただ宮内庁ＯＢによりますと、世論に影響を与えるような天皇、皇族の思いを広く伝える際に「側近の拝察」として間接的に発信されることがあるといいます。
【イチ押し】連載「五輪は誰のため」（１面、２面）
開催まで１カ月を切った東京五輪。コロナ禍から抜け出せず、中止や再延期を求める声もたくさんあるなかで、菅政権やＩＯＣは「有観客での開催」に向けてひた走っています。誰のため、何のための五輪なのか。政権や医療従事者、アスリート、市民など、さまざまな視点から問いかける連載「五輪は誰のため」がスタートしました。１面と２面でワイド展開する初回は、菅首相の「強気」の裏側に迫ります
